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*以下の記事は、北海道建設新聞の許諾を得て転載しています。

一番大事なのはデザイン

北海道建設新聞 2007年11月8日付

一番大事なのはデザイン

18歳で渡米したとき、一番のカルチャーショックは「家」でした。わたしは、インテリアコーディネーターでもなければ、1級建築士でもありません。 単なる”住宅オタク”です。でも、一人の消費者として、日本の住宅が30年過ぎれば「資産」ではなく「産業廃棄物」になる現実に怒っています。
みなさんは、住宅を購入するとき「性能」「機能」「デザイン」の中で何を重視しますか。男性の方は大体「機能」「性能」と答えます。 でも一番大事なのは「デザイン」です。性能や機能は後でも取り換えることはできますが、デザインを変えることはなかなか難しいからです。

米国の住宅デザインは、欧州の伝統的な建築様式がベースです。普遍的なデザインなので、100年たっても、色あせることはありません。 米国の中古住宅流通市場は年間440万戸で、新築着工の3倍。日本はわずか16万戸しかありません。

日本の住宅は、家電と同じように耐久消費財ですが、米国は社会資本としてストック経済に組み込まれています。 日米の住宅資金も大きな違いがあります。日本は、個人の所得や信用に応じて融資する「住宅ローン方式」ですが、米国は住宅の資産価値を審査して融資する「モーゲージローン」です。 日本も欧米のように、家族のライフステージの変化に合わせて、中古住宅を住み替えていけるようになればいいと思っています。

(11月2日、中山組プラ村塾で)






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